1月6日(日)14:00〜 保土ヶ谷公園球技場

練習試合

かながわクラブ 4−1 ALL-Z(0−0、3−0、1−1)(30分×3)

試合内容
今年初めての対外試合。今月20日には県社会人選手権も控えており、メンバーも変わったこともあり新しいチーム作りには大切な練習試合。 

1本目
GK   21柳川
DF 24河野 32樋口 27眞弓 8角木
MF 14津久井 36萩生田 25堀口
FW 18大川 29堀田 19太田

まずは今年最初のゲームと言うこともあって、かながわクラブも相手も中盤でのボールの取り合いになる。 特にかながわクラブは慣れないポジションやシステムを変更したため、自由に動き回ることができない。 ただ、それが幸いしたのか、うまくスペースを埋めており、パスは通っていた。 
DFに関してはメンバーは変わったものの従来の4バックなので、今まで通りできていたような気がするが、攻撃に関しては、自分の居場所を見つけることができず、なかなか前へボールが運べない。 また、相手のCKやFKの時には全員引いてしまい、相手がほとんど上がってきてしまっていた。 試合が始まったら、それぞれの役割分担や、攻撃のパターンなど、近くの選手とコミュニケーションをとらなければ打開できない。


2本目
GK  21柳川
DF 24河野 32樋口 27眞弓 18大川
MF 26富山 36萩生田 8角木
FW 19太田 29堀田 14津久井

2本目開始早々、相手のDFのボールをパスカットして29堀田がそのまま独走、シュート! ゴーール、1−0。 
1本目に比べて、従来のポジションに近いせいか、パスをもらいに行けるようになった。 また、従来FW登録の選手が5人いることからか、攻撃の意識が強くなり、積極的に上がれるようになって来た。
16分 左サイドバックに入った18大川から14津久井への絶妙なスルーパス、いったん中央の36萩生田に預け、その間にペナルティエリアに入った14津久井とのワンツー、ゴーーーーーーーール! 2−0。 見事なパスワーク。 前へ飛び出す意識があったからこそ、18大川のスルーパスが生き、味方にパスを出した後に、前へ行く意識があったから、ゴール前でのワンツーが決まった。 
23分 14津久井からの29堀田へのスルーパス、相手DFと競り合いながら、ゴールへ向かい、最後は切り替えしてシュート、ゴーーーール!!! 3−0。 29堀田の最後の切り返しは落ち着いていていた。 フリーでシュートできた。
2本目はかながわクラブのペースでできたが、相手の疲労もあったので、もう少しアグレッシブに攻撃ができたのではないだろうか? 点数が取れるときに取る! 


3本目
GK  21柳川
DF 3大原 32樋口 27眞弓 18大川
MF 17福井 36萩生田 8角木 25堀口
FW 26富山 30井村

3本目は2トップ、1ボランチで8角木はトップ下。 
なかなか攻撃できない。 逆に相手のサイドから攻撃されてピンチの連続、何とか21柳川のファインセーブで難を逃れていた。 しかし18分、自陣ゴール前で空中戦になり、最後は頭で押し込まれてゴール、3−1。
最後の10分間は何とか押し上げることができ、3大原、30井村の惜しいシュートもあったが、ゴールを割ることができなかった。
29分 26富山のスピードを生かしたドリブルで、そのままシュート、ゴーーーール! 4−1。 
試合終了。


総括
結果は快勝、しかし課題の残るゲーム。 特に中盤を1ボランチにしたシステムで、36萩生田は従来のポジション、周りの中盤の選手との距離がうまく保てない。 同じサイドでボールに集まったり、攻撃への切り替えができず、中央に選手がいなかったり、サイドからの上がりも、タイミングが悪かったり。 やはり、まずは周りの選手のコーチングが必要ではないだろうか? 声を出してコーチングしていた選手の数が今日は少なかった。 それは練習からできること。 

falcon's eye

今日は新メンバーでの最初の試合と言うこともあるが、新しい発見も課題も多く見つかったゲームだった。 24河野、18大川のサイドバックは急造ではあるが、まずまず。 特に攻撃に参加する時の上がりはよかったと思う。 1対1のDFで粘りができれば、サイドバックもやりがいがあるのではないだろうか? 
課題はやはりコミュニケーション。 ボールを受ける前に、他の選手に指示して、ボールの出しどころを確保すると言うことはできなかった。 また、中盤選手同士、近くにより過ぎてフリーになれないという場面もあった。 ボールを持っている味方に近いということは、相手DFにも近いと言うこと。 周りを見る、と言う基本的なことをもっとやろう。