1月13日(日) 寒川高校グラウンド 14:30〜

練習試合(30分×3)

かながわクラブ 0−1 フットワーククラブ(0−0、0−1、0−0)

試合内容

昨年度神奈川県社会人リーグ1部の優勝チームとの練習試合、来週の神奈川県社会人選手権トーナメントを控えて、また、今シーズンの県リーグを占う意味で重要な練習試合。 新シーズンに向けてポジションも確定していない中で、どのような課題が見つかるか。
 

1本目
GK   古田(ごぶりん)
DF 24河野 32樋口 27眞弓 15栄
MF 25堀口 8角木 26富山 31舘
FW 29堀田 18大川

ゲーム序盤から、相手フットワークに押され気味。 DFは何とか体力と個人の力で抑えることができたが、組織的な守備ができない。 DFライン中央に集まりすぎて、サイドのケアができていないときがあり、ペナルティーエリア近くでボールを横に流されて、ピンチを何度か迎えたが、古田のスーパーセーブで何とか切り抜ける。
中盤はサイドに集まりすぎて、味方同士の距離が近すぎ、なかなか前線へボールが運べない。 悪い例は、中央サイドに、サイドバック、MF、FWの3人がかたまるケースも見られた。 サイドチェンジしようにも、中央でボールを受ける選手がいない、逆サイドへの展開ができなかった。
時折、ロングボールから速攻できるような形ができそうだったが、全体的に押し上げて、組織的に攻撃できる時間が少なかった。 
全体的に時間がたつにつれて、DFは声をかけながら、修正されつつあったが、中盤より前の選手のコミュニケーションが少ない。 効果的なポジション取りは、声を出しながら、周りをよく見る、次の展開を考える。

2本目
GK  古田(ごぶりん)
DF 24河野(15分大原) 32樋口 27眞弓 15栄
MF 25堀口 8角木 26富山 31舘
FW 29堀田 19太田

2本目になり、ようやくそれぞれの仕事分担がはっきりしだして、パスがつながるようになって来た。 
13分、フットワークにゴール前でクロスを通され、ゴール。 0−1。
パスはつながるのだが、DFから中盤の選手にボールを出した時に、フリーであるにもかかわらず、簡単にまたパスを戻してしまう場面が多かった。 そのまま前を向ければ、攻撃のチャンスになる場面でも、いったんDFにボールを戻すことによって、相手の守備陣形が整ってしまい、攻撃するコースが狭くなってしまう。
また、パスの精度もどうしても、前の選手の足元に出すケースが多かった。 FWが相手DFの裏を狙おうとしているなら、その前方にパスを出さなければ、裏を取れない。 
フリーでボールを持ったなら、いい形で前を向く。

3本目
GK  古田(ごぶりん)
DF 3大原 32樋口 27眞弓 18大川
MF 17福井 8角木 19太田 31舘
FW 29堀田 26富山

1本目、2本目よりも中盤が安定して来た。 サイドからの攻めの意識が出てきて、サイドから前線へボールが出るようになって来た。 サイドバックの攻撃参加ということもあるが、27眞弓がDFラインより少し上がり気味でプレーしたことにより、中盤でボールを散らせるようになり、サイドが積極的に上がれるようになった。 
ただ、まだ中盤の選手が前を向く意識が少なく、前にボールを出せるのにもかかわらず、横にボールを出して、相手中盤にインターセプトされる場面も少なくなかった。


総括
今シーズンの課題目標である、コミュニケーション、考えるサッカーの重要性を感じられたゲームであった。 DFに関しては32樋口27眞弓を中心に、サイドバックの選手のポジションを修正しながら、何とか対応できていたが、中盤より前の選手同士のコミュニケーションの少なさが今日のゲームの象徴。 自分でプレーして考えて自分で修正できればいいのだが、それができないなら、周りの選手が声を掛け合って、ゲーム中でも修正していくしかない。 
まずは練習から考えてボールを蹴る、考えて動く、サッカーをやろう。

さすがにフットワークは強敵。 試合結果は0−1という僅差ではあったが、内容的にはフットワークを上回ることはできなかった。 たとえば、パスを出すことひとつとっても、自分が困ってからパスを出しておらず、追い込まれる前に次のことを考えてパスを出していた。 そして、パスを出した選手は、そのまま次のポジションにすぐに移動して次に備える、またパスコースが増える・・・。 また、かながわクラブのパスは出し手のボールの質もあるけど、受ける選手が止まったまま受けようとして、その前に入られてインターセプトされる。 その一歩、その一瞬、その違いは大きいと思う。 基本的なことでわかっていることだと思うが、その意識付けは普段の練習からなのだろう。 
今日は練習試合、しかし1試合1試合を大事にして、次へのステップアップのために考えながら練習していこう。 

falcon's eye

さすがにフットワークは強敵。 試合結果は0−1という僅差ではあったが、内容的にはフットワークを上回ることはできなかった。 たとえば、パスを出すことひとつとっても、自分が困ってからパスを出しておらず、追い込まれる前に次のことを考えてパスを出していた。 そして、パスを出した選手は、そのまま次のポジションにすぐに移動して次に備える、またパスコースが増える・・・。 また、かながわクラブのパスは出し手のボールの質もあるけど、受ける選手が止まったまま受けようとして、その前に入られてインターセプトされる。 その一歩、その一瞬、その違いは大きいと思う。 基本的なことでわかっていることだと思うが、その意識付けは普段の練習からなのだろう。 
今日は練習試合、しかし1試合1試合を大事にして、次へのステップアップのために考えながら練習していこう。