2月10日(日) 平塚馬入ふれあい公園人工芝グラウンド 17:00〜 

平塚SC(KSL-1)

練習試合 30分×3

かながわクラブ 2−1 平塚SC(1−1、0−0、1−0)


来週の神奈川県社会人サッカー選手権3回戦を見据えた練習試合。 


1本目
GK  21柳川
DF 18大川 27眞弓 2佐藤 15栄
MF 19太田 36萩生田 8角木 25堀口 
FW 24河野 26富山

ゲーム序盤からかながわクラブの攻勢が続く。 短いパスを早めに出して効果的に相手陣内に攻め込む。 シュートチャンスもあり、何本かミドルレンジのシュートを放つ。 ただ、ゴール前までは攻め込めず、相手を完全に崩すまでにはいたらない。 
15分過ぎ、一瞬の隙をついて平塚の反撃。 右サイドを破られて、中央の選手にゴロでパス、ダイレクトで打たれて失点。 0−1。 かながわクラブの失点のパターン。 サイドをえぐられたこともあるが、中央にはかながわクラブの選手のほうが多いにもかかわらず、ラストパスを通される。 周りを見ずにボールに行ってしまった。 その裏の選手に決められてしまった。
その後も、かながわクラブの攻勢は続いた。 徐々にサイドからのクロスも上がるようになってきたが、中央の選手が足りない。 
20分 左サイドペナルティーエリア外側からのFK、25堀口が鋭いボールをファーサイドの2佐藤に、ヘディングで折り返したところを、相手選手にはね返ってオウンゴール。 1−1。
かながわクラブは、キーパーとの1対1の場面や、縦へのスルーパスなど、チャンスは数多く作ったが、得点には至らず、1本目終了。

2本目
先発メンバーは1本目と変わらず。 
1本目より、平塚SCに攻め込まれる時間が長くなった。 DFの守備力ということもあるが、相手の拙攻に助けられた感じがする。 何度となく、かながわクラブも決定的なチャンスを作るが、決められない。 
15分 25堀口OUT 14津久井IN
かながわクラブの悪い癖も出始めた。 サイドで出しどころがなく、短くつなごうとするが、相手に取られる。 また、サイドに選手がかたまりすぎて、出しどころがなくなる。 相手選手がDFに来たときに、自分で抜こうとして抜けず、パスの出しどころを考えていないため、そのまま相手に取られてしまう。
20分 36萩生田OUT 32樋口IN

3本目
GK  21柳川
DF 24河野 27眞弓 2佐藤 15栄
MF 25堀口 8角木 32樋口 14津久井
FW 19太田 26富山

相手のメンバーもあるのだろうが、相手陣内深く攻め込む場面が多くなってきた。 サイド攻撃も幾度となく仕掛けることができ、中央まで運ぶことができるようになってきた。
10分 8角木OUT 鈴木大輔(ユース)IN
27眞弓をボランチに上げ、鈴木をセンターバックに。 鈴木の初のトップでの試合。 
15分右サイド19太田が中央に切れ込み25堀口へ、堀口が落ち着いて右45度からのシュート、ゴーーーール!! 2−1。 ようやく点数が入る。 
15分25堀口OUT 8角木IN 
疲労からか、かながわクラブの運動量が落ちる。 攻め込んだ時にも、ゴール前に選手がいない、中央の選手が顔を出さず、サイドからのボールが回らない。 DFラインでのボール回しも、相手に押し込まれてずるずる下がり、パスカットされる場面もあった。 苦しくなると、出しどころがなくなる、パスをもらう前に、2通りくらい出しどころを考えてもらわなければ、ピンチになる。

試合終了

総括
1本目のパスのつながりは、パスを出してから自分が動いて、連動する動きがあったから、パスがつながった。 しかし、選手が動かなくなると、パスの出しどころもなくなってくる。 また、基本でもあるいい体制でボールを持つ、それもできたのだろうか? DFからボールを受けたMFの選手が、最初からサイドに出そうとして、ボールを離す、でもその前に、前を向いてみたらどうだろうか? フリーなら、そこからの早い前へのフィードもできるだろうし、サイドの選手も前へ上がろうという気になるのではないだろうか? また、前へ向いて自分の前にスペースがあれば、もう少し前へ出てもいいのでは? フリーのまま決定的なパスを出すならともかく、普通のパスを通すには、難しいのではないだろうか? 一歩前へ出れば、相手のDFが前へ出てきて、その裏にスペースができて、パスを通しやすくなるのではないだろうか? 
DF的にはまずまずだったと思うが、速い攻撃をされた時に、相手を捕らえきれていない場面が見受けられた。 どうしても、相手が動いてから自分が動くため、遅れが出る。 相手の選手のポジションを考えながら、守備に戻る、それも基本。 
攻撃は決定的な場面を何度もはずしたが、決める時に決めないとリーグ戦では勝てない。 今後の課題。


falcon's eye

まずは大輔、練習試合ではあるが、トップでのデビューおめでとう。
練習試合としては、いろいろ課題が見つかったゲームであって、よかったと思う。 公式戦では結果が全てなので、自分に課せられた課題を克服するように練習に望んでほしい。 
それと、練習試合ではあるが、ゲームの流れを読んでほしい。 特に1本目はかながわクラブの攻勢が続いた時、その時にどうやって点数を取るのか、自分がどこまで攻撃に参加していいのか、逆に相手に攻められた時、絶対守らなければならない場面、相手のペースで試合が進んでる場面、自分で集中するところを考えてもらいたい。 もちろん、試合中は常に集中は必要だが、特に集中しなければならない場面もあるはず。
さらに、今年の課題であるコミュニケーションはできただろうか? もう一度考えてほしい。 
来週は公式戦、対六浦。 一発勝負のトーナメントなので、絶対勝とう!