6月8日(日) 保土ヶ谷運動公園サッカー場 14:05〜

対戦相手    ブレッサ相模原

神奈川県社会人リーグ

かながわクラブ 0−2 ブレッサ相模原(前半0−0)


かながわクラブ先発メンバー
GK       21柳川
DF 18大川 32樋口 2佐藤 14津久井
MF 6萩生田 27眞弓 8角木 31舘
FW    19太田 29堀田

開幕2連勝を受けての第3戦。 対戦相手は今年チーム強化に力を入れているブレッサ相模原(昨年まで南FC)。昨年は残留争いの中、3−2で勝利してるが、今年は戦力的にも苦戦が予想される。 さらに今節は11二木が前試合の退場で出場停止。 
しかし、今年のかながわクラブは守り抜いて勝てるチーム、守備がキーポイントになる。

14:05 前半開始
今年のブレッサ相模原は、全体的に選手の体格もよく、個人技もしっかりしていて、ゲーム序盤はかながわクラブ陣内でボールを回される。 特に左右に振られ、揺さぶりをかけられるが、決定的なチャンスは作らせない。
4分 かながわクラブ 左サイドでボールをキープした29堀田がそのまま駆け上がシュート、しかし相手GK正面。
8分 かながわクラブ 左サイド相手陣内に入り、27眞弓のシュート気味のクロス、そのままゴール右にそれる。
10分 ブレッサ相模原 中央からのシュート、バーを大きく外れる。 ブレッサ相模原は遠目からシュートを打ってくるが、ほとんど枠を捕らえていない。
12分 ブレッサ相模原 左サイドから前戦へクロス、抜けたかに見えたが、オフサイドの判定。
  かながわクラブはなかなか細かいパスがつながらない。 特に中盤から前戦へのパスや、ドリブルはことごとくブレッサ相模原の人数をかけた中盤のDFにつぶされてしまう。
20分 右最後を駆け上がった31舘のドリブルで相手陣内奥深く、中央に切り込んできてクロスボールは中の選手に合わない。
23分 ブレッサ相模原 中盤のパスミスから、右サイドを破られそうになるが、14津久井の落ち着いた守備で事なきをえる。
28分 ブレッサ相模原 ゴール前右からのシュート、こぼれたところを再びシュート、ゴール右にそれる。
34分 ブレッサ相模原 逆襲から縦に1本スルーパスを通される、そのままフリーでシュート、21柳川のファインセーブ。
36分 かながわクラブ 31舘のFK、ゴール前ファーサイドに流れて、クリアーされる。
40分 ブレッサ相模原 ゴール正面からのFK、直接狙うもGK柳川が片手でゴール上にはじく。
40分 ブレッサ相模原 そのCKからゴール前ボールがルーズになりゴール正面でシュートを打たれるが、ゴール上にふかす。
前半終了

前半総括
ボールの支配率は完全にブレッサ相模原、しかしかながわクラブはボランチの二人を含めたDFで何とか守り抜いた。 攻撃に関しては、中盤でボールがつながらない。 寄せの早い相手に対して、苦しくなりボールを奪われる、そのまま攻撃に移られるが、DFで何とか防いでいる、と言うゲーム展開。


後半開始
メンバーチェンジなし
2分 ブレッサ相模原 右サイドを細かいパスをつながれて、中央からシュート、バーの上。
8分 かながわクラブ 27眞弓右サイドを駆け上がり、29堀田へピンポイントクロス、そのままトラップしてシュート体制に入ったところをDFに入られる。 おしい。
11分 かながわクラブ 左サイドでボールをキープした31舘がそのままペナルティエリアに入り、そのままシュートと見せかけてフリーの29堀田へ、しかしうまくヒットせず最後は相手GKがセーブ。 おしい。
13分 ブレッサ相模原 左サイドからのクロスをゴール前でヘディング、しかしバーの上。
15分 かながわクラブ 31舘が中央でボールを持ち、右サイドの19太田へ、太田からクロスをゴール前にあげるが、29堀田には合わない。
22分 ブレッサ相模原 サイドチェンジを多用され、左サイドから右サイド、そして中央にクロス、ヘディングはゴール左にそれる。
24分 かながわクラブ 中盤で6萩生田が相手ボールをカットして、裏に抜け出した19太田に通り、そのまま独走でシュート、しかしゴール枠を捕らえられず。
30分 ブレッサ相模原 かながわクラブDFのミスからゴール前正面フリーでシュートされる、しかし力なくGK21柳川がキャッチ。
 19太田OUT 24河野IN
33分 ブレッサ相模原 かながわクラブのDFの裏を取られるが、2佐藤の粘り強いDFでクリアー。
37分 ブレッサ相模原 左サイドからのCK、ヘディングで合わされて、失点、0−1。
 8角木OUT 25堀口IN
44分 ブレッサ相模原 CKからこぼれだまをそのままシュートされて、またしても失点、0−2。
試合終了

結果は0−2で負け。 後半途中まで緊迫したゲームではあったが、最後にブレッサ相模原に押し切られた感じがする。 DFに関しては途中までよく守れていたと思う。 しかし、それは中盤のボランチ、さらにサイドの選手も含めて守備に回り、人数をかけたから守れていたと思う。 逆に攻撃に関しては、後半途中まではよかったのだが、最後には中盤の選手が体力的も攻撃参加できず、人数をかけることができなかった。 また、パス成功率も低く、特に中盤での細かなパス交換は、ことごとく相手に寄られてボールを奪われていた。
それでも、かながわクラブも決定的なチャンスを何度となく作ったのだが、最後の決定力が不足していて、点数を上げることができなかった。 
いつも言うことではあるが、うまくスペースを使えていない。狭い、小さいパス交換は相手に読まれやすく、その場面を打開できない。 パスの出しどころのアイデアをもう少し持って、そのためには顔を上げて、周りの状況を判断して、その選択肢の中から一番いいところにパスを出す、まずは日ごろの練習から。
DFに関しては、人数をかけて何とか守っていたが、左右に振られた時に、全員振られすぎて、逆サイドに相手のスペースを与えてしまい、何度となくフリーでシュートを打たれていた。 コミュニケーション、原点に戻ろう。



選手のコメント
32樋口 「パスがつながらなすぎ。」
27眞弓 「最後はきつくて攻撃に参加できなかった。」

falcon's eye

結果は0−2、後半37分までは0−0、しかし内容的には完敗。 特に個人技的にパスの正確度、周りの状況を見る、視野を広く持って時にはロングボールで展開する、全てかながわクラブを上回っていた。 かながわクラブも昨年に比べたら、簡単に裏を突かれない、一人に対してはさんでDFする、など、能力は上がっているが、ではそこからボールを奪ってからどうやって攻撃につなげるか? 守備から攻撃に移ったときのまわりの動き出しを考えてみよう。 
また来週も県リーグが続く、この悔しさをぶつけて結果に出そう。

広報から
本日も大勢の方に応援に来ていただき、ありがとうございました。 今日は残念な結果になりましたが、今年のかながわクラブは昨年とは違います。 今日の敗戦を引きずることなく、来週の試合に全力を出してくれると思います。 来週は19:05海の公園なぎさ広場です。 よろしくお願いいたします。