7月6日(日) 海の公園なぎさ広場 19:05〜

対戦相手    フットワーククラブ

神奈川県社会人リーグ

かながわクラブ 1−0 フットワーククラブ(前半0−0)


かながわクラブ先発メンバー
GK       21柳川
DF 27眞弓 32樋口 2佐藤 15栄
MF 19太田 6萩生田 8角木 31舘
FW    11二木 29堀田


先週までのリーグ戦で3連敗を喫し、昨年の嫌なムードが漂い始めかけているが、ここでその悪い流れを止めるべく最低でも勝ち点を得たい試合。 特にゲーム序盤の失点は避けるためにも、試合の入り方が重要。

19:05 前半開始
 先週のゲームでは立ち上がりのゲームの入り方が問題だったが、ゲーム序盤はかながわクラブのボール回しが冴える。ゴール前でのチャンスまでにはなかなか行かないが、中盤でゲーム主導権を得る。
2分 
かながわクラブ 右サイドバックに入った27眞弓からのゴール前へのクロスボール、11二木には合わず。
8分 フットワーク 左サイドからドリブルで破られ、中央からミドルシュート、GK21柳川の正面。
10分 
かながわクラブ 左サイドバックの15栄がセンターライン付近からのゴール前へのロングフィード、惜しくも29堀田に届かず。
 全体的なバランスが取れており、ボールに集中せずお互いにいい距離感のポジションを取っている。 そのため、パスの受け手が相手を背負うことなくファーストタッチができている。
17分 
かながわクラブ左サイド31舘からのクロスボール、ゴール前29堀田がヘディング、GKがキャッチ。
28分 フットワーク 左サイドの31舘から29堀田、再び31舘に戻してクロスボール、29堀田に惜しくも合わず、しかしなかなかよいコンビネーション。
 フットワークはかながわクラブのDFの裏を狙う攻撃、しかしかながわクラブの守備は対応ができており、カバーもしっかり付いている。
34分 
かながわクラブ 再び31舘のドリブルからマイナス気味に6萩生田へのパス、そのままシュート、DFにはね返されるが、そのこぼれだまを再びシュート、再びDFがクリアー。 
44分 右サイド19太田からのゴール前へのクロスボール、29堀田のヘディング、そのままこぼれるがDFにクリアーされる。
前半終了


前半総括
久しぶりにかながわクラブのペースで前半を終えた。 左右の空いたスペースを有効に使い、DFからのビルドアップも途中で詰まることなく、また、詰まったときは一度戻してサイドを変えて相手陣内で試合できた時間が多かった。 ただ、得点には至らなかったので、試合巧者のフットワークの反撃を後半いかに防げるか。


後半開始
 前半同様うまく左右のスペースを使ってボールをまわせている。
6分 フットワーク 個人技で中央を突破されてそのままゴール前へ、シュートは21柳川がキャッチ。
8分 フットワーク 右サイドから突破されてタッチライン沿いにえぐられクロス、しかしゴール前の選手に合わなかった。
15分 
かながわクラブ 左サイド31舘からのクロスを11二木がはたいて6萩生田のシュート、DFに当たるがそのボールを再び6萩生田がキープしようとしたところを、後ろからのタックル、PKゲット。
最初31舘が蹴ると思われたが、11二木がPKシュート、しかし相手GKのナイスセーブで先制できず!
 先制のチャンスだったが相手GKの攻守に阻まれた。 えてしてこういうことが試合の流れを変える時があるが、その後も集中を切らさずかながわクラブのペースで試合が流れる。
21分 かながわクラブセンターライン付近右サイドから27眞弓のFK、ゴール前ファーサイドにいた29堀田のヘディングシュート、相手GKの手をかすめゴール右サイドに決まる!! 
ゴーーーーーール!!!  1−0。 
待望の先取点。
24分 かながわクラブ右サイドに流れた11二木がドリブルで相手陣内深く攻め込む、ワンツーを絡めながらゴール前へ、しかしDFに阻まれる。 
28分 15栄OUT  25堀口IN
 先制してからは、かながわクラブの攻撃が単調になり始める。 縦へのボールが多くなり、そのボールを相手に取られ、攻め込まれる場面が多くなってきたが、なんとか32樋口、2佐藤を中心に決定的なチャンスを作らせない。
35分 フットワーク 左サイドからゴール前へ、31舘のDFはゴール前で相手2選手に挟まれそうになるが、なんとオーバーヘッドでクリアー。
40分 11二木OUT 26富山IN
 一進一退の試合展開、かながわクラブは途中から入った26富山が相手陣内でうまくボールキープでき、時間を稼げた。
試合終了


 先週までのゲームとは見違えるようなゲーム展開。 勝利の要因としては、選手同士のバランス、距離がよい関係にあったと思う。 また、パス出しも比較的早く、そのため正確にパスをつなげ、パスを受けた選手は多少余裕を持ってボールコントロールでき、次のプレーにつながっていた。 また、選手同士でやりたいことの意思統一が今までよりはできていたので、連動したプレーになり、高い位置でのボールキープができるようになってきた。
 とは言うものの、まだ、中盤でボールを奪われるケースも多々あり、それが相手の攻撃に結びついていたケースも見られたので、要注意。
 急に個人的なレベルは上がるはずもなく、ただ少し周りが見えてきたから今日のような内容のゲームが出来たのではないだろうか。 練習から技術より判断とか状況認識を常に早くすることを覚えれば、今日のようなゲームはできると思う。


選手のコメント
15栄「相手の裏を突く攻撃には気を使った。気合を入れてスライディングしたら足がつりそうになった。」
32樋口「今までよりはボールをいい形で持てたから、ボールがつながった。でもまだまだ、判断が遅いときがある。」
11二木「勝ててよかった。PKを31舘から変わったのは、PKのポイント付近が右足で蹴るより左でけったほうが状態がよさそうだから変わった。でも、はずした時はみんなに顔向けできないかと思った。」
29堀田 決勝点を決めるヘディングシュート「逆サイドを狙ったわけじゃない、ただゴールを狙っただけ。」あの高さのボールは堀田ゾーン。

falcon's eye

PKをはずしたときは、やばいと思った。 しかし、今日の選手には集中力があった。 DFラインの選手を入れ替え、コンビネーションも心配されたが、常にお互いに声を掛け合い試合をしながら修正できていた。 今年の課題であるコミュニケーションが好を奏したゲームではなかっただろうか。 
これで再び3勝3敗の5分。 これから上位に食い込むためにも、とりあえず今月の2試合のリーグ戦が大切。


広報から
本日もたくさんの応援ありがとうございました。試合詳細をアップするのが遅くなり申し訳ありません。また、試合の模様の写真をアップしようと思うのですが、夜の試合が多く、なかなか素人カメラマンではうまく撮れませんが、少しずつでもアップしようと思います。 ピンボケはご了承ください。
今月の県リーグ残り2試合、全力で戦います、ご期待ください。