9月14日(日) 三浦スポーツ公園 14:30〜

対戦相手    六浦FC

神奈川県社会人リーグ

かながわクラブ 1−0 六浦FC(前半0−0)


かながわクラブ先発メンバー
GK       12古田
DF 27眞弓 32樋口 2佐藤 33瀬田
MF 14島津 13神崎 8角木 6堀内
FW    26富山 29堀田

サブ:21柳川、3大原、15栄、18大川、36鈴木、25堀口、17福井、24河野、11二木
(注:13神崎、33瀬田、36鈴木は今節から登録。14島津、6堀内、36鈴木は新背番号)


7月27日(日)対横浜GSFCコブラ戦以来の県リーグ戦。 GK12古田は今シーズン発スタメン、13神崎、33瀬田は選手登録直後久しぶりの県リーグ戦、6堀内、14島津は前節に続いての先発。 また、26富山も今シーズン初先発。どこまでコンビネーションがうまく行くか、強豪六浦FCのサイド攻撃を如何に止めてカウンター攻撃を仕掛けられるか、試合が始まってみなければ展開が読めない試合。 しかし1部残留のためには負けられない試合。

14:30 前半開始
キックオフ直後、左サイド6堀内から中央13神崎にパスが通り強烈なシュート、相手DFにあたり阻まれるものの、十分戦える予感をさせるシュート。
3分 かながわクラブ 左サイドから6堀内がドリブルでえぐり、角度のないところからシュート、GK正面。
6分 六浦FC ゴール前正面20メートルのところからFK、直接狙うもGK12古田の正面。
8分 中央でボールを受けた8角木がサイドチェンジ右サイドフリーの14島津へパス、そのまま14島津がクロスをあげるも、DFに阻まれる。
12分 六浦FC 六浦FC得意のサイド攻撃、左サイドを破られクロス、ファーサイドの選手に通りシュート、クロスバーに当たる。
15分 かながわクラブ 六浦3回連続のCK、その3回目のCKのこぼれだまを6堀内がキープ、前戦右サイドに走っていた13神崎に通るが、シュート前にDFに入られる。 
かながわクラブのパスはつながっているように見えるが、中盤からの押し上げがない。 六浦FCのサイド攻撃に対して人数が必要になり、中盤までパスが通ってもそこからのチャンスメークができない。 ただ、時折サイドチェンジを有効に使い、空いてるスペースから相手陣内に攻め込むが、なかなかFWの29堀田、26富山に通らない。
26分 右サイド14島津から中央13神崎へパス、さらに13神崎から縦へ26富山がボールに絡み倒されながらもシュート、惜しくもゴール上へ外れる。
35分 六浦FC 左クロスをゴール前で落とされシュート、ゴール上に外れる。
38分 六浦FC 右45度から強烈なシュート、GK12古田がはじく。
39分 六浦FC 左正面からのシュート、GK12古田ナイスセーブ! 
かながわクラブ中盤の運動量が落ち、DFラインでしのぐ時間帯が続くがなんとか耐えて前半終了。

前半総括
六浦FCのサイド攻撃に対しては、サイドバックの27眞弓、33瀬田が対応、オーバーラップしてくる選手に対しては両サイドの14島津、6堀内がケア、中央の折り返しには、最終ラインを残したままボランチの8角木、13神崎が対応して、それぞれ守ることができた。 しかし、人数をかけてDFにまわっているため、なかなか攻撃に人数をかけることができない。 サイドのスペースでチャンスを作っても、FWとは距離があり、ボランチの2人のどちらかがトップ下で攻撃に絡んでくるとチャンスになるが、そうでないと簡単にDFにはね返される。 守備の修正はうまくできていたが、攻撃の形が作れなかった前半、後半に向けて得点するためには、サイドの14島津や6堀内がもう少し中央でボールに絡み相手DFをひきつけ、FWの29堀田と26富山にスペースを与えることが必要になってくる。 


後半開始
1分 六浦FC 右サイドからのクロスが中央の選手に通り、個人技でDFをかわしてシュート、枠を外れるものの危ない!
3分 六浦FC 中央でボールを受けた選手がミドルシュート、バーの上に外れる。
後半序盤、六浦FCの攻勢にあい守る時間帯が続く。
7分 14島津負傷交代OUT  25堀口IN
13分 かながわクラブ 左サイドでボールを受けた6堀内がゴール正面でDFをかわしシュート、相手GK正面。
19分 かながわクラブ 中央下がり気味で29堀田がボールをフリーで受けそのままドリブル、左サイドの6堀内にパスを通し、そこからクロス、しかし味方に合わず。
22分 かながわクラブ 右サイド25堀口から左サイドのスペースに、6堀内が受けDFをかわしながら、得意の左45度からのシュート、狙いすましたシュートはゴール右ポストにあたりクリアーされる、おしい!
25分 26富山OUT 11二木IN
この時間帯になり、かながわクラブの運動量が落ちてくる。 しかし、本日途中出場の11二木が積極的に中盤に顔を出し、くさびとなって相手陣内でボールがまわるようになってくる。 11二木のボールキープにより、29堀田のポジションも前目になり、相手DFをひきつけておいて、MFが攻撃参加できるスペースが生まれてきた。 ただ、ボランチ2人の運動量が落ちたため、相手の攻撃に対してDFライン一枚で何とかしのいでいる。 
33分 六浦FC 左からのサイド攻撃、クロスが上がりゴール正面でHDG、しかし左に外れる。
35分 かながわクラブ 中央から29堀田が左サイドのスペースでボールを受け、ゴール前の6堀内にパス、再び左45度からのシュート、右ポストにあたりはね返ったボールはそのままゴールの中へ! ゴーーーーール!!! 1−0。 ようやく決まった6堀内のシュート、ゴール前での動きがスペースを生んでパスがつながった。 
40分 かながわクラブ 中央でボールを受けた11二木が6堀内に流し、そこから縦に走る29堀田へスルーパス、シュート、GK正面。
その後、六浦FCの反撃が始まるものの、相手の焦りから来るミスにも助けられ、DFラインは崩されない。
43分 29堀田OUT 24河野IN
44分 6堀内OUT 18大川IN
試合終了


試合総括
強豪六浦FCに対して0点に抑えられたのが今日の収穫。 六浦FCから県リーグ戦での初勝利をもぎ取った。 32樋口、2佐藤を中心にしたDFラインは最後まで崩されることなく持ちこたえた。  次節港北FC戦へ向けての課題は攻撃。 DFがしっかり守っている間にどのように攻撃を組み立てられるか。 パスをつないでスペースを使った攻撃は有効であるが、パスの出してと受けての意思疎通が必要。 さらに、パスの出し手の視野の広さ、スペースでサイドがパスを受けたあとのMFとFWとの動き、それができればさらに多彩な攻撃が生まれるのではないだろうか。 まだお互いの動きを読めてない場面があったので、練習でコミュニケーションを図ることが大切。

選手コメント
6堀内 決勝ゴールを決めて「あんまり覚えてないけど、やってやりました!」
12古田 久しぶりの県リーグ出場「90分はつらい、でも、個人的には練習試合とかで対六浦には強いんです。」
33瀬田 「久しぶりのサイドバックは試合が長かった。でも、やることをやったからおさえられたと思います。」
13神崎 「まだ周りとの連携がうまくいかなかった。ボールをコントロールして、決定的なパスを出したい。」
14島津 「疲れました、中盤でFWとの連携がうまくいず、パスがつながらなかった。」
32樋口 「人数をかければ守れるけど、そのあとの攻撃ができてない。」
27眞弓 「サイド攻撃に対する対応は良かった。やることがはっきりしてたからだと思います。攻撃に関してはカウンター攻撃しかなかったが、六浦に勝つとしたら、このパターンしかなかったでしょう。 中央で13神崎が周りに指示していたのも良かった。」

falcon's eye

1−0と言う結果の通り、今日はDFの勝利と言ってよいだろう。 その前で相手攻撃の芽を摘み取っていた8角木は今日の試合の影のMVP。 中央でフリーでボールを持たせると多彩な攻撃を持つ六浦FC、そのパスコースを読みパスをカットし、また、中央で相手に自由にやらせなかった8角木の守備への貢献が光った。
今年の県リーグ、9戦戦って総得点は6点、しかし4勝すべてが1−0での効率の良い勝利。 まだまだ得点力不足は気になるところだが、県リーグは勝つことが大切。 2試合残して、まだ1部残留決定とはいかないが、それより、昨年の県リーグの勝ち点14を上回る勝ち点をもぎとりたい。(現在勝ち点12) 

広報から
今日も遠いところ、また、暑い中応援に来てくださった方々、本当にありがとうございました。 かながわクラブのサッカーは少しずつ変わろうとしています。 あと県リーグ2試合、さらに市民大会も勝ちあがっています。 今後のかながわクラブトップチームの活躍をぜひ見に来てください。