4月19日(日) 海の公園なぎさ広場 19:05〜

対戦相手    ブレッサ相模原

2009年神奈川県社会人リーグ  第1節

かながわクラブ 2−1 ブレッサ相模原(前半2−1)

得点者 29堀田  O.G


かながわクラブ先発メンバー
GK       12古田
DF 27眞弓 33瀬田 2佐藤 18大川
MF    8角木    32金田
MF 11二木   22宮澤  6堀内 
FW       29堀田

サブ:3大原、5大平、14島津、15栄、17福井、19太田、24河野、25堀口、26富山、30石山

2009年度神奈川県リーグ開幕戦、田村新監督を迎えてどのように戦えるか注目の試合。 新メンバーや再メンバーとのコンビネーションも気になるところ。 相手は昨年開幕2連勝の後に0−2で負けた強豪ブレッサ相模原。 開幕戦を勝利でかざって波に乗りたいところ。

19:05 前半開始
かながわクラブのシステムは29堀田をワントップにおいて攻撃的なMFに3人、特に注目は再メンバーの22宮澤、3年間のブランクがあったが、どこまで戦えるかが攻撃の鍵。 また、ボランチに新人32金田を抜擢。 8角木と攻撃と守備のバランスをどのように整えるのかが見所。
2分 
かながわクラブ 中盤で奪ったボールを29堀田が駆け上がりそのままシュート、今シーズン最初のシュートはゴール左にそれる。
4分 ブレッサ相模原 かながわクラブのボールを中盤で奪われ、そのままフリーでシュート、しかしゴール右にそれる。 
7分 
かながわクラブ 右サイドバック27眞弓からのクロスを32金田が受け、遠目からのシュート、右にそれる。
ゲーム序盤、かながわクラブの中盤が機能せず、ボールが落ち着かない。 高い位置でのボールを奪うことはできても、その後の相手陣内でのボールがつながらない。 その反面、ブレッサ相模原が前からプレスをかけてきて、DFで何とかしのぎ、相手CKの回数が多い。
20分 ブレッサ相模原  左サイドから裏を取り、大きくサイドをえぐられて、早いグラウンダーのボールがゴール前へ、ゴール前逆サイドにいた選手がフリーでシュート、ゴーール。   0−1。
完全に裏を突かれて、DFの枚数がそろわないうちに攻撃を仕掛けられ、相手ながら絵に描いたようなゴールシーン。 
26分 
かながわクラブ 右サイド11二木から22宮澤へ、22宮澤得意のドリブルでペナルティーエリア前4人を抜さるが、最後のシュートまで持っていけず。
30分 
かながわクラブ 左サイド中盤で6堀内が相手ボールを奪ってそのまま左サイドを駆け上がり、中央29堀田へ、フリーの29堀田が落ち着いてダイレクトでシュート、ゴーーーーール!!!!  1−1。
中盤で人数をかけて奪うと言う試みが実を結んだ1点。 
ブレッサ相模原に先取点を奪われてから、かながわクラブの中盤が機能しだし、前でボールを持てるようになってきた。
33分 ブレッサ相模原 ゴール前の混戦、こぼれたボールを右サイドフリーでシュート、しかし上にそれる。
38分 
かながわクラブ 右中央からのFK、27眞弓からのボールを29堀田が落として6堀内がシュート、しかしゴール上にそれる。
41分 ブレッサ相模原 再び左サイドを破られ、中央に通り、そこからシュート、何とかDFが入りブロック。
43分 
かながわクラブ 攻め込まれていたがDFのクリアーボールが前線の29堀田へ通る。 そこから右サイドにボールを出し、ゴールラインぎりぎりで6堀内が俊足を飛ばし、角度のないところからシュート、相手DFがブロックするも、そのボールがポストにあたりゴール内へ、ゴーーーーーーール! 2−1。 ラインを割りそうなボールだったが、前半終了間際、疲れも溜まっていたと思うが、6堀内があきらめずにボールを追いかけた執念のゴール。 
前半終了

前半総括
ブレッサ相模原の分厚い攻撃に対し、前半途中まで対応しきれず、また、中盤でのミスも重なり、そこでの失点は、取り返しのつかない得点になるのではないかと思われた。 しかし、失点してからかながわクラブの中盤陣がパスを効果的につなげるようになり、かつ、前からボールを奪うと言う練習通りのことが少しずつではあるができてきた。 全体的にはブレッサ相模原の攻勢には違いなく、後半どのように戦うかが問題。


後半開始
2分 
かながわクラブ 中盤8角木から11二木へのスルーパス、完全にフリーと思われたが、オフサイドの判定。
5分 ブレッサ相模原 CKから中央フリーにの選手がヘディングシュート、ぎりぎりゴール左にそれる。危ない。
9分 
かながわクラブ 中央32金田から左サイド11二木へ、11二木からゴール前の29堀田がボールを落として8角木のシュート、GK正面。 
12分 
かながわクラブ FK32金田からゴール前29堀田へ、胸トラップしてそのまま振り向きシュート、しかしゴール上へそれる。
18分  11二木OUT  19太田IN
23分  22宮澤OUT  14島津IN
この間ブレッサ相模原の攻勢が続く。 高い位置でボールを奪っていたことができなくなってきだし、GK古田中心のDFで何とかしのいでいる。
25分 ブレッサ相模原 左サイドから抜け出し、フリーでシュート、GK12古田の好セーブ。
30分 
かながわクラブ 裏に抜けた6堀内が持ち込みGKが出たところをシュート、しかしゴール前一人で守っていたDFに阻まれる。
33分  6堀内OUT   25堀口IN
35分 
かながわクラブ ペナルティーエリア中央29堀田が相手GKと競り、こぼれたボールをシュート、しかし無人のゴールの上にそれる。
終盤はブレッサ相模原に押し込まれるも、かながわクラブの決定的なチャンスもあり、前でボールをキープできるようになった。 
試合終了


試合総括
試合内容から見たら、ボールポゼッション的にも圧倒的にブレッサ相模原だっただろう。 サッカーは何が起こるかわからない、と言う象徴的なゲーム。 練習試合などでできていた、かながわクラブの攻撃パターンも、県リーグ上位チームにはなかなか通用しない。 守備の面でも、どうしても相手に押し込まれる場面が多く、目指していた高い位置でのサッカーは出来なかった。 今後続くリーグ戦序盤の強豪チームとの試合にどのように修正していくかが今後の課題。



選手コメント
12古田 「いつもより、ゴールキックが多く蹴れました。」
22宮澤 「試合を通して、何もできなかった。」久しぶりの公式戦、本人のコメントに反し光るプレーもあった。 
田村監督 「とにかく勝ててよかった。うちがペースをつかんでる時間もあったので、その時間を少しでも長くしたい。 最終ラインがもう少し落ち着けば、もっと高い位置でゲームができるはず。」

falcon's eye

結果的にいろいろな意味で勝利して本当によかった試合。 昨年の1部残留から立て直しを図ってきたが、ようやく新監督就任を迎えることができ、時間がなかったにもかかわらず、結果的に勝利できたことは大きな意味を持つ。 
今日の試合で、2点両方に絡んだのは6堀内だが、試合の影のMVPは8角木ではないだろうか。 昨年影を潜めていた8角木ではあるが、今日の試合では精力的に動き、守備面でも中盤でボールを追い込み、また、中盤のバランスを取りつつ積極的な攻撃参加、攻撃に厚さを増させるためには、8角木の存在は欠かせないだろう。

広報から
本日は冷え込む中、たくさんの方々に応援していただき、ありがとうございました。 はらはらどきどきの試合展開でしたが、なんとかみなさまに勝ちゲームを見ていただいて、選手一同喜んで降ります。 5月にも強豪相手の県リーグが組まれる予定です。 今日よりはよりエキサイティングなゲームができるようにがんばりたいと思います。
今年も応援よろしくお願いいたします。