6月21日(日) 日本工学院グラウンド 10:00〜

対戦相手    日本工学院Fマリノス

2009年神奈川県社会人サッカーリーグ  第5節

かながわクラブ 1−1 横浜猛蹴(前半1−1)

得点者  29堀田 


かながわクラブ先発メンバー
GK       12古田
DF 27眞弓 33瀬田 2佐藤 22宮澤
MF    8角木  5大平
MF 6堀内   11二木   7金田 
FW       29堀田

サブ:1伊藤、3大原、14島津、15栄、17福井、、19太田、20石山 24河野、25堀口、26富山、32吉川


2009年度神奈川県サッカーリーグ第5節、今年の県リーグは波乱含みの展開、その中でかながわクラブとともに無敗で首位を分け合っている日本工学院Fマリノス、リーグ戦中盤の首位決戦となった。 しかし、グラウンド状態は人工芝の上に水か浮く最悪の状態。 ボールは転がらず、つなぐサッカーができそうもない。 いかに、効果的に前線へボールをフィードできるかが鍵となる。

10:00試合開始
ゲーム序盤は、予想通りボールが止まってしまうため、お互いにボールコントロールにてこずり、グラウンダーのパスが全く通らない。 ドリブルするにしても、ボールが止まってしまうため、思うようにコントロールできない。
5分 日本工学院Fマリノス 右サイド中盤から左サイドのDFの裏を取られ、そのままクロスをあげられるが、2佐藤が落ち着いてヘディングでクリアー。
8分 日本工学院Fマリノス 再び浮き球でDFラインの裏を取られ、左45度から強烈なシュートを打たれるが、12古田がパンチング、こぼれ球を再びシュートを打たれるが、12古田がキャッチ。
12分 日本工学院Fマリノス 右45、ゴールから25メートルの位置から相手のFK、これをみごとにゴール右隅に決められゴール。 0−1。 
ゲーム序盤は、DFの裏にボールを落とされ、日本工学院Fマリノスのペースでゲームが進む。
14分 かながわクラブ 中央右サイドからFK、22宮澤のボールはゴール前29堀田が落とし、2佐藤が頭で押し込もうとするが、惜しくも合わない。
24分 かながわクラブ 右中央7金田からペナルティーエリア左サイド29堀田が落とし、前戦に上がっていた5大平へ、シュート体勢に入ったとき後ろからファウルを受ける、ペナルティーゲット。 そのPKを29堀田が落ち着いてゴールへ突き刺し、ゴーーーーーール! 1−1、早い時間帯に同点に追いつく。
この時間帯から、かながわクラブが相手陣内でゲームをできるようになってきた。
31分 日本工学院Fマリノス FKから再び直接ゴールを狙われるが、12古田がパンチング、その跳ね返りを再びシュートされるが、バーを越える。
36分 かながわクラブ 右サイド6堀内からゴール前29堀田が頭で相手GKに競り勝つが、バーを越える。
43分 日本工学院Fマリノス またまた左サイドの裏を突かれ、そこからクロスを上げられるも、12古田がセーブ。
前半終了


前半総括
このグラウンド状態で、このゲーム展開はある程度予想していたが、どちらもボールがまわらず苦労している。 浮かせたボールしかパスが通らないため、正確なキックが必要。 途中からかながわクラブのペースになってきて、相手陣内でゲームができたにもかかわらず、シュートまで持っていけない。 ボールが止まるため、いつもの動き以上にボールへの寄せの動きが必要になっているため、後半は体力勝負になりそう。

後半開始
3分 かながわクラブ 中央のFKから11二木がすばやいリスタート、左サイドの7金田に通り攻め込むも相手DFに阻まれる。 
6分 日本工学院Fマリノス 中央から左サイドに展開、そこからクロスを上げられるも、12古田がキャッチ。
前半のよい流れのまま、試合ができている。 相手陣内でこぼれ球を拾えて、かつ、相手ボールも中盤のプレスで奪い返してかながわクラブのペース。
11分 かながわクラブ 右サイドからクロスを上げて、11二木がマイナスに落とし、5大平のロングシュート、しかしバーの上。
14分 かながわクラブ 中央でボールを受けた29堀田が相手DFを振り切ってそのままドリブル、シュートは相手GKにはじかれるも、それを拾った7金田が再びシュート、GK正面、おしい!
15分 かながわクラブ 右サイド27眞弓から11二木のヘディングシュート、相手GKキャッチ。
19分 日本工学院Fマリノス 右サイドからマイナス気味のクロス、そのままシュートされるが、12古田のセーブ。
31分 日本工学院Fマリノス 右サイドからゴール前に、後ろにこぼれたボールをシュートされバーに当たる。
36分 かながわクラブ 相手ゴールキックをそのままはね返し、それに反応した6堀内が飛び出しゴール前へ、しかしシュート直前に相手DFに入られる。
40分 かながわクラブ 中央からFK、相手DFにはね返されるが、再び8角木がシュート、DFにクリアーされる。
試合終了


試合総括
このグラウンド状態に慣れるまで、選手たちは時間がかかったと思う。 しかし、ボールのつなぎ方がわかってから、27眞弓や5大平にボールを集め、ロングボールを多用するようになってきてから、相手を押し込めるようになってきた。 しかし、シュートに行くにはどうしても時間がかかり、流れの中でゴールをあげることができなかった。 DFに関しては、最終ラインもさることながら、中盤の選手のがんばりでプレスをかけれるようになり、途中でボールを奪う場面が多かったことは、今日の成果。 しかし、7金田や6堀内のスピードを活かせないグラウンド状態だったことはマイナス。 攻撃のパターンを増やして、次のゲームに備えたい。



コメント
田村監督 「チャンスはあった。こういうグラウンド状態だけに、もっともっとシンプルにやらなければいけない。」
29堀田 「PKはあんまりうまくないんです。でも、決められてよかった!」
5大平  「雨のサッカーは好きです。なぜかボールが集まってきたので、前に大きく蹴ることを考えた。」
12古田  「無回転シュートのFKを止められなくて悔しい。」
27眞弓  「相手のやってくることは大体わかっていたので、セカンドボールを狙っていた。押し込まれてもうまく守れたと思う。」

falcon's eye

リーグ戦前半の山場、首位決戦は勝ち点を分け合う、と言うより、痛み分けであろう。 今日のゲームの立役者は27眞弓と5大平だろう。 このグラウンド状態で、前線へ裏を突くボールを何度もあげて、全体的に押し上げることができた。 いつもの攻撃パターンではないが、こういう攻撃もあると言う練習になったのではないだろうか。 これで、県リーグは11試合中5試合を消化、前年の4強プラス、現在の首位の日本工学院Fマリノスと引き分け、3勝2分け。 これからが、かながわクラブの実力を出す試合をやらなければならない。 今日の引き分けは、喜べる引き分けではないことを選手たちにわかってもらいたい。 

広報から
今日も雨の中、また、遠方まで足を運んでいただいて、ありがとうございました。 引き分けが続い他のですが、これで良しとしないで、勝てるゲームをお見せできるように練習したいと思います。
7月以降の日程は現在調整中です。 また、応援よろしくお願いいたします。