9月27日(日) 海の公園なぎさ広場

対戦相手    さがみ大沢FC

2009年神奈川県社会人サッカーリーグ  第10節

かながわクラブ 1−0 さがみ大沢FC(前半1−0)


かながわクラブ先発メンバー
GK       12古田
DF 15栄 33瀬田 2佐藤 27秋山
MF     32吉川  5大平
MF 6堀内   11二木   7金田
FW       29堀田

サブ:1伊藤、3大原、17福井、18大川、20石山、24河野、25堀口、26富山、8庄司、22松崎
(27秋山、8庄司、22松崎は暫定背番号)


2009年度神奈川県サッカーリーグ第10節、今年好調の現在暫定2位のさがみ大沢との上位決戦。 かながわクラブは前節で出場停止選手が2名、さらに眞弓を前節に引き続き怪我で欠き、左サイドバックには新加入の27秋山を入れ、右サイドバックには前節で大活躍した15栄。 相手のサイドからの早い攻撃に対してどのように対処できるか、両サイドバックが鍵を握る。

19:05試合開始
1分 さがみ大沢FC かながわクラブのゴール前DFのクリアーのこぼれ球をそのまま強烈なシュート、ゴール上にそれる。
ゲーム序盤からさがみ大沢FCのサイドからの早い攻撃に加え、中盤でプレスをかけられかながわクラブ陣内に押し込まれる。 相手はシンプルにボールを上げてサイドを走らせる作戦。
12分 さがみ大沢FC スローインから早いクロスボール、かろうじてかながわクラブDFがクリアー。
19分 さがみ大沢FC FKからかながわクラブDFがクリアー、そのボールを再び強烈なシュート、12GK古田横っ飛びでナイスセーブ。
相変わらず、さがみ大沢FCのペースで試合が進む。 かながわクラブは我慢の時間帯。
24分 かながわクラブ 左中央からFK、ゴール前29堀田のヘディングはゴール右にそれる。
27分 かながわクラブ 再び左中央付近からのFK、ゴール前相手GKに阻まれる。
ようやく、かながわクラブもペースをつかみ始め、幾度となくあいてゴール付近まで攻め込めるようになってきた。
32分 さがみ大沢FC かながわクラブDFのボールをカットしてそのまま中央からシュート、12GK古田の正面。
33分 さがみ大沢FC 左サイドを突破されゴール前にいた選手がヘディング、たたきつけたヘディングシュートは12GK古田がタイミングよくジャンプして手の先に当ててかろうじてCKに逃げる。 12GK古田のファインセーブ!!!
34分 かながわクラブ 前がかりに来ていた相手に逆襲、11二木が抜け出し相手DFとせりながらゴール前へ、最後は相手DFに入られる。
35分 かながわクラブ 右サイド6堀内からの低いクロス、ゴール前にいた5大平に合わせるが弱く相手GKに阻まれる。
36分 かながわクラブ 中央29堀田が落として11二木へ、11二木が右サイド6堀内へ、そのまま中央に折り返し7金田がシュート、惜しくもクロスバーの上。
38分 かながわクラブ 右サイド相手DFに絡み6堀内がボールを奪いそのままドリブル、切れ込んでクロスを上げると見せかけて、角度のないところからシュート、ゴーーーーーーーーーーーーール!! 1−0。 6堀内得意のドリブルからの切れ込み。 かながわクラブの時間帯にチャンスを逃さず得点できた。
40分 かながわクラブ 左45度25メートルのFK、7金田が直接狙い無回転で落ちるボールはかろうじて相手GKがはじく。
44分 さがみ大沢FC かながわクラブゴール前、ボールがルーズになったところをシュートされるも、12GK古田が足でクリアー。
前半終了


前半総括
さがみ大沢FCのサイドの早い攻撃に対し、両サイドバックとボランチがうまく対応していた。 裏を取られることがあっても、33瀬田、2佐藤がうまく対応し、カバーリングもうまくできていた。 試合開始から30分くらいまでは我慢の時間帯が続いたが、その後かながわクラブのペースになり、6堀内の得点につながった。 後半は体力勝負にもなる、集中力が必要。


後半開始
負けられないさがみ大沢FCはボランチを積極的に攻撃参加させて、分厚い攻撃を仕掛けてきた。
3分 さがみ大沢FC FKからのボールをDFがクリアーするも再び拾われてシュート、ゴール上にそれる。
8分 かながわクラブ 中央付近左サイドからのFK、27秋山のボールに5大平がヘディングシュート、ゴール上にそれる。
11分 かながわクラブ 中央裏に出たボールに11二木が反応、DFに入られたところを後ろに戻し29堀田のシュート、惜しくもゴール上にそれる。
16分 さがみ大沢FC FKからのボールがゴール前へ、12GK古田がパンチングで逃れる。
25分 さがみ大沢FC 右サイドを突破され早いボールのクロス、33瀬田が落ち着いてクリアー。
26分 さがみ大沢FC CKからかながわクラブゴール前で混戦になる、最後はかろうじてDFがクリアー。
試合は徐々に激しさを増してくる。 一進一退の攻防が続く。
38分 かながわクラブ かながわクラブゴール前のクリアーボールに11二木が右サイドをドリブルで独走、シュートまでもって行くが、相手DFに阻まれる。
39分 26富山IN 15栄OUT 
40分 さがみ大沢FC CKから左にこぼれたところをシュート、ゴール上にそれる。
41分 さがみ大沢FC DFの裏を取られ、12GK古田と1対1になるが、12GK古田が果敢に飛び出してシュートを防ぐ。
試合終了


試合総括
上位対決にふさわしい緊張感のあるゲームだった。 選手たちも前節のVERDORERO港北戦の反省から、まずは守備に重点を置き、失点を防ぐことに集中した。 両サイドの突破は予想されていたが、その前に中盤の選手がうまくプレスをかけて、自由にボールを出させずピンチを最小限にできたのではないだろうか。 攻撃の面では、守備に人数をかけた分、うまくボールを散らすことができなかったが、少ないチャンスを得点に結びつけ、最少得点差で勝利できた。 


コメント
田村監督 「まだこれで終わりではない。勝ったことの喜びはおさえて、このまま集中して最終戦に臨みたい。」
33瀬田 臨時キャプテン 「気持ちが入っていた。最終戦はもっと気持ちで勝負したい。」

falcon's eye

前節は5−4、今節は1−0、どういう形であれ、最少得点差で勝ちに結びつけた選手たちを褒めてあげたい。 田村監督の作戦勝ちとはいえ、そのようにできた選手たちの試合運びは、いままでの練習の成果だと思う。 あと1試合、今まで以上に集中して、今までの練習の成果を全てぶつけてもらいたい。 


広報から
かながわクラブの勝ちパターンというものはありません。 ただ、こういうぎりぎりの試合で何とか勝つのが、今年のかながわクラブだと思います。 正直かながわクラブは「強い」チームではありません。 しかし、今年は何とかぎりぎりの試合を展開しながらも、すでに6勝あげることができました。 ひとえに皆様の応援のおかげだと思っております。 最終節の試合は、チーム全員で勝ちに行きます。